フレットはブロックで考えよう

 

 よくギターを練習していて、「どこの指で何を押さえたら良いのか?」と迷う事があると思います

 

そんなとき、オススメのアプローチ法として「フレットはブロックで考える」というのがあります

 

下の画像をご覧ください。これが1つのブロックです。

ブロック①

 

基礎のクロマチック(半音階)練習ではこのように人差し指(1)。中指(2)。薬指(3)。小指(4)とし、【1234】【4321】という風に、左指の独立を図りエクササイズを行います

 

 

これはクラシック・アコギ・エレキなどジャンルを問わず、基本中の基本です。

 

 

クロマチック練習には2つの目的があり、一つは「指の独立ができるようにすること」。そして、もう一つは「フレットをブロックで捉えれるようにすること」にあります。

 

基本的にスケール(音階)はこのブロックで完結することが多いです(例外もあります)。そして、どれほど難しそうにみえるスケールも、「基本的にはブロックの平行移動」と考えると良いでしょう。

 

ブロック②

 

例えば、私たちがギターを練習するときに一番最初に覚えるドレミがこちらです。

 

スケールⅠ

 

5線譜とフレットを照らし合わせてみました。いかがですか?

特にこのフレットにあるドレミの位置がとても難しいと思います。

それではもう少し、「人、中、薬、小」というブロックに分けて考えてみましょう。

 

スケールⅡ

 

するとどうでしょう?赤色と青色の2つに区切ったブロックが見えてきましたよね。

こうすると、一見ややこしいスケールも見やすくなってきました。

 

これはどんなジャンル・どのような難易度の曲にも使えるアプローチです

 

もう少し応用を効かすと、ソルの「魔笛による主題と変奏」を一緒に見てみましょう。

 

ブロック③

 

クラシックギターのスタンダードナンバーながら、難曲としても有名な「魔笛」です。画像は第一変奏から抜粋したのですが、一見かなりややこしいですよね。

 

私が中学生の頃、この楽譜を見た時、まるで楔形文字のように見えました。
1小節ずつ分解してみたので、これも焦らず、ゆっくり一緒に見ていきましょう。

 

ブロック④


最初の1小節目ですが人差し指は6フレットにセットし、中指→人さし指→小指→中指と動きます

 

これは人差し指を6フレットに置いたブロックですよね。

 

さて、続いて2小節目です。こちらの譜面には「1、2」と書いてありますが、人差し指を3フレットのブロックと考えたとき、ファのx(ダブルシャープ)を人差し指の1で捉えることが出来る為、運指は「2、3」と捉えた方が良いでしょう

 

そして、2拍目の開放弦の時に1フレットのブロックへ移動します。

 

 

3小節目の上向スケールは全て人差し指を2フレットにセットしたブロック内で完結してます。

 

 

もちろん、ここで書いた事はあくまで基本であり、例外もあります。

 

 

どの音をどの指で押さえるのか?

 

 

運指(フィンガリング)には、「必ずこうしなければならない」という正解は無いのですが、自分なりの指針をもっておくと良いですよ。

 

 

そして、「フレットはブロックで考える」「スケールはブロックの平行移動」というアプローチは必ず役に立つ考え方だと思います。

 

 

【2016年2月13日】

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